人前で話すのが苦手です。どうやったら克服できますか?
こんにちは♪
私は、人前でプレゼンを行ったり、セミナーで登壇させていただくことが多いのですが、お客様からご質問がありました。
「人前で話すのが苦手です。どうやったら克服できますか?」
人前で話すことが得意!という方は、そんなに多くはないのではないでしょうか。
実をいうと、私も得意ではありません。
人前で話す前の日は、緊張でよく眠れないし、不安で直前まで原稿を修正していますし、前に立つと手足が震えます。
でも、人には私がそんな緊張しているようには見えないようです。
それが逆にプレッシャーになったりもしています。
人前で話すことが苦手、という理由は、大きく2つあります。
1つは、プレゼンテーション自体が苦手。
もう1つは、人の前に立って話すことが苦手。
皆さんはどちらでしょう?
まず1つめの、“プレゼンテーション自体が苦手”ということを克服するには、話の組み立て方を知る必要があります。
わかりやすく話すというのは意外と難しいものです。
今、相手が一番知りたいと思っていることは何だろう?と常に意識してみます。
1 結論から話す
結論から話せということは、よく言われることでしょう。
よく言われることですが、なかなかできないんですよね。
私たちは起承転結の話し方を刷り込まれてしまっているのか、ついつい結論を最後に持ってきてしまいがち。
だから、かなりの意識改革が必要です。
結論には、大きな結論だけでなく小さな結論も存在します。
2 余計なことを話さない
余計なことを話してしまうと、本当に伝えたい重要な情報がそれほど大切でない情報に埋もれてしまいます。
これはとてももったいないことですが、多くの人がやってしまっています。
3予告する
今から話す内容がどんなものなのかを予告するのは、聞き手の負担を大きく減らします。
これは、話し上手な人は心掛けていることです。
「本日の打ち合わせは3件あり、うち2件は社内です」
4 一文を短くする
一文が長くなると、それだけで話はわかりにくくなります。
「~で、~で、~で」と続けてしまうのではなくて、「~です。(ちょっと間をあけて)それで……」と続けていったほうが、ずっとわかりやすくなります。
5 話のスピードや間で変化をつける
いわゆる話し方の部分でも、わかりやすさに差がでてきます。
たとえば「重要な話はその前後に間をとって、ゆっくり話す」ようにするだけで、わかりやすさには格段の効果があります。
時と場合によりますが、もし自分が何者か自己紹介が必要な場合は、全体のプレゼンの7%以内の時間におさめてください。
15分話すなら1分程度です。
参考にしてみてくださいね。
次に、2つめの“人の前に立って話すことが苦手”ということを克服するには、「自分だけのおまじない」を持つことが近道です。
例えば私ですと、8センチヒールを履く、発表前にトイレに籠る、の2つを必ず実践しています。
8センチヒールは、私にとって戦闘服と同じです。
普段は5-6センチヒールを履いているので、いつもより高いヒールを履くことで、気が引き締まります。
他にも、アクセサリーだったり、お洋服だったり。
何でもいいんです。
身につけられるアイテムを何か1つ決めて、前に立つときは必ずこれを身につける、というものを作ってみてください。
自分自身が少し強くなった気分になりますよ。
そして、発表前にトイレに籠る、というのは、周りからの干渉や視線を断ち、自分自身と向き合うために行っています。
席を立つことが難しい場合は、目を軽く閉じて呼吸に集中します。
ゆっくり呼吸をして集中力を高め、周りの視線が気にならなくなるまで行います。
“人の前に立って話すことが苦手”という方はぜひ、「自分だけのおまじない」を何か作ってみてくださいね!
Heal, Uplift, Empower your self❤
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