
2月になり、本格的に寒さが厳しくなってきましたね。
寒いと動くのも億劫になって、休みの日も家でゴロゴロ、なんていう経験はありませんか?
冬はただでさえ体が冷えて血行が悪くなりがちなので、動かないことでさらに血行が悪くなるという悪循環を招きます。
血行が悪くなると、体のすみずみまで栄養が行き渡りにくくなるうえ、肩や腰などの筋肉も緊張状態が続きます。
さらに、体温が下がりやすくなることで、免疫力が下がって体調も崩しがちに。
そこで植物の力を取り入れて、体を内側から温めてみませんか?
おすすめは「ゆず」の精油です。
ゆずの香り成分の「リモネン」は血行促進や、血液循環を良くする働きがあるので、
冷えが気になるこの時期にはぴったりです。
冬至で柚子風呂に入ってその効果を実感した方も多いのではないでしょうか。
ゆずの精油を植物油に数滴加えてマッサージするのもおすすめです。
冷えやこわばりの気になる手や足先を重点滴にもみ込むと、すぐにぽかぽかとしてきますよ。
また、ゆずの香りは副交感神経を優位にしてくれるので、体温を上昇させてくれます。
日本では奈良時代から栽培されていた記録があり、文化に根付いてきたゆず。
中国では「香橙」と呼ばれて、生薬としても使われてきた歴史があります。
歴史あるゆずの香りを上手に取り入れて、寒い冬をぽかぽか乗り切りましょう!