長く愛される酒造りを
浦里酒造店
5代目 浦里浩司さん
「誰かの評価でなく、自分で良いものを感じられるようになって欲しい」
こんにちは、Welle Me のMikiです。
日本酒が大好きな私が大興奮したこの酒屋
その名も、浦里酒造店
代表銘柄は「霧筑波」
95%が県内で消費されてしまう、幻の銘酒です
どんな食事でも邪魔をしなさそうなスッキリとした口当たり
水のような飲みやすさだけど、嫌味のない甘みが残ります
今回は、こちらの酒造の代表をされておられる5代目にお話を伺いました
お酒への溢れる情熱に圧倒され、気付けば3時間
とにかく温度管理を徹底しておられるのが、何よりの特徴
醸造する時はもちろん、20年以上も前から貯蔵も冷蔵コンテナを活用し、出来たお酒を店舗に運ぶときも冷蔵車を活用
当時は、他にそんなことをしている酒造店はなかったそうです
今も昔も、とにかく一番美味しい状態でお届けするための投資は惜しみません
「分かりやすいものをヒトは好み、繊細な味は通り過ごしがち。
その良さを大事にしたいし、分かってもらいたい」
それが、こだわり続ける理由。
大味がシェアを占める世の中に、浦里さんは警鐘を鳴らす。
「仕事をした美味しさを感じられるようになって欲しい」
生産者さんへの取材を続ける私たちの心にとても響く言葉
甘酒は作っておられないんですか?と、つい健康志向の私たちは聞いてみた
「甘酒はブームだから、作らないかという声はよく頂く。けれど、時代の流れに合わせて求められるものは変化していく。今は流行り廃れが早過ぎて、ブランドを消費される。それであれば、大切にしたいものを貫くことをやっていきたい。ブームに乗らない選択をすることも大切だと思ってる」
私たちは、ついつい、周りの影響を受けがち
色んな選択肢があって、サイクルが早い今だからこそ、
「自分だけの正解」を見つけて、私らしさを精一杯楽しむ
そんな強さを味方につけていきたいですね
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