こんにちは、ニューヨークよりYukikoです。
今回も私の大好きなニューヨークの街より、毎日をより楽しく過ごすことの出来る魔法をお伝えしていきます。
ホリデーシーズンが終わり、ニューヨークは本格的に寒さが厳しくなってきました。室内はどこもとても暖かいですが、外出の際はウィンタージャケット、帽子、手袋は冬の必需品です。
寒い日はマイナス20度くらいまで気温が下がることもあります。そんな寒さの中、縮こまった身体を温めて、凍り付いてしまいそうな気持ちを優しく溶かしていく魔法を今日はご紹介していきます。
Wellme のウェルネスコントロールの3つのステップ。
1.知る 2.整える 3.豊かにする
前回は一つ目のステップ。「知る」についてお話しましたね。
この1ヶ月でどんな変化がありましたか。
今日はその次のステップ、「整える」に進んで行きます。
気候はその地域の人を表すと言いますが、ニューヨークの天気は晴れたかと思えば急に大雨が降ったり。季節の変わり目は、春かと思えば真冬の様に寒い日に戻ったり。本当にめまぐるしく、感情を思いっきり表情や行動に表すニューヨーカーをよく描写していると思います。
そんなニューヨークの生活の中で、自分の心身を「整える」ことは、自分の人生の基盤作りの様なもの。周りに振り回させることなく、自分自身の基盤を持つことは、世界中どこにいても人生を輝かせて行く上でとても大切です。
「今、あなたの身体は健康ですか?」
「今、あなたの心は満たされていますか?」
ステップ1で学んだ様に、まず自分で問いかけてみて下さい。
自分自身に正直に。誠実に。
質問に対してあなたは何を考え、どんなことを感じていますか。
どんな状況であれ、現在問題を抱えている、もしくは今の状況をより良くしたいと思っていることでしょう。心身共に健康であることは、私達の人生を通して一人一人に大きな課題であり、家族にとってもとても大切なことです。
私のニューヨーク生活の幕開けは、ずっと憧れていたダンス漬けの日々でした。特に最初の1年はダンススタジオと自宅の往復の日々。バレエカンパニーがシーズンの時は、毎晩の様にリンカーン•センターの劇場に足を運び、たくさんの演目を見ました。パフォーマンスを見て感動する度に、稽古にも精が出ます。

Photo Credits: @photosbyrishi
そんなある日、いつも受講しているバレエのクラスがキャンセルになりました。
次のクラスまで時間があった私は、ヨガのクラスを受けてみることに。実は当時、私は心身共に疲れきっていました。ずっと憧れていたニューヨークでの生活は、夢に満ちていました。しかし同時に渡米前に癌で母を亡くしたばかりの私は、心はいつも悲しく、自然と涙が流れてくる様な日々もよくありました。ダンスで疲れきった身体は、筋肉がひしめく様な感覚もあり、常に疲労感を感じていました。
ヨガのクラスが始まり、ゆっくりと目を閉じて。身体、呼吸、心を観察していきます。自然と今まで、ぴんっと張りつめていた緊張がほぐれていくのを感じました。
「身体と心の小さなサインに気付いていくこと」そしてそれを「分析してみること」
私の場合は夢を駆け抜ける毎日の中で、偶然出会ったヨガのクラスがきっかけとなりました。ヨガのクラス後、私は身体と心に分けてそれぞれケアをしていくことにしました。
ダンス漬けで疲れ切った身体は、ヨガの疲れを取るポーズをストレッチに取り入れみたり、ゆっくりと身体を温めて筋肉をほぐしたり。悲しみで溢れていた心の部分は、思っていることを書き出してみたり、悲しい気持ちを我慢せず、ただ涙を流れるだけ流してみたり。「悲しい」という気持ち自体も、自分にとってどんなことなのか考えてみたり。
実は日々の生活の中で、そんな心身の変化に気付く機会はたくさんあります。朝起きてから夜眠るまでの、全ての行動が小さなサインに気付く絶好のチャンスです。
私はしばらくして、「身体が健康」で「心が満たされている」自分の理想的な状態を把握することが出来ました。すると自然と自分らしく、笑顔でいる時間が増えてきたんです。
ステップ1の「知る」と比べると少し時間と努力がいる作業になりますが、自分の人生の基盤である「整える」作業は、これからのステップ3「豊かにする」をより楽しむ準備となります。
1日でも、1週間でもちょっと立ち止まって、「整える」時間を持って見て下さい。この魔法があなたにも「自分らしさ」と「笑顔」を届けてくれます♡
Wellme が配信するニュースレターや毎月のブログ、イベントもそれぞれのプロフェッショナルなフィールドより、「整える」色々な方法を知り、体験していく素晴らしい機会ですよね。
皆さんの身体と心が輝き出します様に♡
ニューヨークより愛を込めて。