今年は都内では桜の開花も早く、春の訪れを早く感じましたね。
これからどんどん暖かくなり、外に出るのが楽しみな季節になりました。
外に出ると桜と共に目が付く「菜の花」。
鮮やかな黄色が心も軽くしてくれます。
そんな見て嬉しい菜の花ですが、食べても嬉しい効果がたくさん。
今日は、春になるとスーパーでも見かける菜の花についてご紹介します。

食用と観賞用がありますが、食用として食べるところは、
· 花が咲く前のつぼみの部分
· つぼみがない脇の芽の部分
· 茎の部分
になります。
気になる栄養成分ですが、
漢方の世界でもたいへん有名で、中国の薬物書には「熱を伴い炎症及び腫物を治癒し、鬱血・瘀血を除き、血液の滞りをなくす」と記述されています。
栄養素のバランスが非常に良いとされており、抗酸化作用のあるビタミンを豊富に含みます。
特にビタミンCは豊富で、ほうれん草のおよそ4倍も含んでいるんです!
これらの相乗効果により、
老化や病気の原因となる活性酸素の発生を抑える作用、免疫力の向上、老化防止、美肌効果などが期待できます。
また、葉酸、鉄分といった不足しがちな栄養素も、野菜の中でトップクラス!
こんな嬉しい効果が沢山の菜の花、ぜひ取り入れたいですね!
【材料】
菜の花 1/2束
にんにく 1かけ
塩・胡椒 少々
オリーブオイル 大1
[1] 菜の花の根元部分を1センチほど切り落とす
[2] 塩(別量)を少々入れた熱湯で根元から茹でる
[3] 茹でている間に、にんにくを千切りにする
[4] 菜の花を冷水にとって、水気を切り、4センチほどに切る
[5] フライパンにオリーブオイル大さじ1と、にんにくを入れ、弱火で炒める。[6] [4]の菜の花を入れ、さっと炒め、塩胡椒で味を整える
菜の花は、帆立や今が旬のホタルイカにもよく合います。
パスタを始め、実は使いやすい食材です。
新生活が始まり、緊張感も高くなって、体調も崩しがちだと思います。
そんな時こそ、しっかり食事を整えて乗り切りましょう!