雨が多くて憂鬱になりがちな6月。今年も梅雨がやってきますね。
せめて傘はお気に入りを使って気持ちを前向きに!

それでも、なんだか疲れがうまく取れずに不調を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
梅雨時期は気温、湿度、気圧など
あらゆる気象条件がめまぐるしく変化するため
自律神経の乱れから体調も崩しやすく、
さらに休日が少ないので、
新生活からの疲れが蓄積していることもあり、
不調を感じやすいのです。
「だるい」「肩こり・腰痛」「頭痛」「疲労感」
「やる気がしない」「生理痛」「肌トラブル」などなど……
こんな症状を残したまま夏がやってくると、「夏バテ」にかかりやすくなってしまいます。
そこで今日は、「疲れを取るためにしてはいけない5つのこと」をご紹介します。
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1)「熱いシャワーを浴びて気分をリフレッシュ」は疲れ倍増?!
熱い湯を浴びると、交感神経が活発になって、頭がシャキッとします。
ただ、それがリフレッシュしているかというと、そういうわけではありません。
熱い湯を浴びると、身体の苦痛をやわらげるために、脳内麻薬の一種である快楽物質が分泌され、気持ちいいと錯覚させ、疲労感は薄れます。
しかし実際には身体が余計に疲れてしまうのです。
疲労回復に効果的なのは、体温よりも少し高い38~40度のお湯にゆったりと浸かること、とされています。
2)「天気が悪くても気分転換のために出かける」は、逆効果?!
天気が悪い日は気圧の関係で疲れや頭痛などの症状を感じやすく、回復しにくくなります。
雨や曇りの中、気分転換にとわざわざ出かけるのは、疲れやすくなって逆効果。
外に出かけるよりも、家の中でリラックスして過ごすことをオススメします。
気分転換に出かけるなら、スッキリ晴れた日にしましょう!
3)「たくさん食べてパワーをつける」は内臓の疲れに繋がる?!
無理をしてたくさん食べると、消化が負担になって内臓疲労に。
さらに疲れがたまりやすくなります。
消化をしやすいお粥などの柔らかいものや油の少ないものを取り入れるなど工夫をしながら、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
4)「コーヒーを飲んでホッと一息」もやり過ぎると“疲れのリバウンド”に?!
コーヒーを飲むと眠気がさめて頭がシャキッとし、疲れがとれたように感じます。
しかし、これはコーヒーに含まれるカフェインの覚醒作用によって疲労感を緩和しているだけ。
カフェインの覚醒作用には、効果が切れたときに眠気や疲労感が倍増する「リバウンド」があるので、疲れたからといってコーヒーを何杯も飲むのは危険です。
コーヒーの飲み過ぎは控え、カフェインと上手に付き合いましょう
5)「長時間のパソコン作業の後、目のマッサージをする」はその場しのぎ?!
パソコンのモニターを長時間見ていたり、スマートフォンを長時間使用したりすると目が疲れているように感じ、多くの人は目頭を押してマッサージします。
しかし実際には疲労感が薄れることはあっても、おおもとの疲れをとることはできていません。
目の疲れは脳疲労が原因なので、目をマッサージしても根本的な疲れはとれません。
そんな時にオススメなのは、お休み前に蒸気が出るタイプのアイマスクや蒸しタオルを使って目を温めること。
目の周りの筋肉の緊張もほぐれ、リラックスモードを高める“副交感神経”が優位になるので、ぐっすり眠れます。疲労感の回復にも繋がるでしょう。
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いかがでしたか?意外と勘違いしていた“疲れの取り方”もあったのではないでしょうか。
正しい疲れの取り方を実践し、来たる夏に向けて体を整えていきましょう!