いよいよ12月。

ずいぶん寒くなってきましたね。

私は寒いのがとっても苦手。朝はなかなかベッドから出られません。

 

でももし、「いくら寝ても眠くて、日中でも眠気があるため集中力がなく、家事・仕事ができない」なんてことがあれば、早めに対処しておく方が良さそう。

 

というのも、「冬うつ」というものがこの時期は注意すべきポイントなのです。

 

他にも、

 

・人づきあいがおっくうになり、誘われても行きたくない

・気分が落ち込み、無気力になる

・食欲が旺盛で、とくに甘いものや炭水化物が欲しくなる

・春になると軽快になる

 

などが見られます。

 

人類の祖先が冬に備えて栄養を蓄え、静かに過ごす準備をしたことや、

それよりずっと以前の進化過程にあった冬眠習性の名残かもしれません。

 

 

 

そもそも12~2月の寒い時期は、

全ての人間にとって「寒さ」という環境ストレスがかかっている時期です。

健康な人であっても、環境ストレスのため疲れやすく、

睡眠が不足すると通常以上に疲れも残りやすいのです。

 

それに加え、冬はいろんなストレスを抱えやすい働き方になっています。

 

働く人の多くは、お正月休みが入るために年末に向けて仕事の日程が過密になりやすいうえ、忘年会シーズンも重なるために夜の付き合いも増えます。

 

そのため、正月前に睡眠不足や疲労をためる人が多いのです。

 

正月も何かと忙しく、疲れを残したまま年始の仕事がスタートし、

3月の決算期に向けて仕事がどんどん過密になっていく。

 

さらなる過労のために体力が落ちてしまうと、

インフルエンザやノロウイルスにも感染しやすくなります。

 

ということで今月は、

「冬うつ」を防いで、冬を元気に過ごすためのセルフケアポイントをお伝えしますね!

 

1、睡眠不足をためない

冬の睡眠不足は免疫力を落としやすくなり、ウイルス感染や体調不良に直結します。

睡眠不足は早めに解消しないと、心身の不調を引き起こしてしまうので要注意です。

 

 

2、バランスのとれた食事を実践する

  • 疲労回復効果が高い肉、魚、卵といった動物性たんぱく質

  • 風邪予防効果の高いビタミン・ミネラル豊富な緑黄色野菜・果物

  • 必須アミノ酸のトリプトファンを多く含むバナナ・南瓜・豆乳など(トリプトファンを効率よく吸収するには、糖分も必要とされるため、甘いものや炭水化物を食べたくなる傾向にありますが、糖分の摂り過ぎには注意)

の摂取を心がけましょう。

 

 

3、過激なダイエットは控える

冬に過激で極端なダイエットは体力を消耗するのでやめましょう。

体やメンタルに負担がかからない安全で無理のない方法を選んでください。

 

 

4、冬の外出時は、体力を温存する

年末年始や寒い土日は、体力的に負担のかかる激しいレジャーや遠出は控えめにしましょう。

もしスキーやマラソンなど体力を使うレジャーや、遠方への旅行や帰省をするときは、休日の最終日は自宅でゆっくり過ごせるように調整し、体力回復日を設けましょう。

 

 

5、日光浴をする

屋内で仕事をしている人は、「この時期、家を出る時も帰る時も真っ暗」という方がいらっしゃるでしょう。

これでは必然的に、日光にあたる機会は少なくなってしまいます。

休憩時間には屋外や窓辺で日光をしっかり浴びて体内時計の乱れを予防しましょう。

 

 これから本格的に寒くなる季節、そして仕事が忙しく夜のお付き合いも増える季節。

疲れを溜めずに、楽しく元気に冬を過ごしましょう!

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