2月のFOOD:小松菜

小松菜は1年を通してスーパーでも見られますが、本来は寒い冬に採れる野菜。

11月~3月にかけてが旬です。

 

寒さに強く、1,2度霜が降りた後のほうが甘みが増し、葉も柔らかくなって美味しくなると言われています。

名前は東京の小松川(現在の江戸川区)に由来しているそうです。

江戸時代、将軍に気に入られ、献上する際、土地の名前をつけることを許されたとか。

 

古くから将軍にも愛されてきた小松菜には、どんな栄養素があるのでしょうか。

 

どの野菜よりも飛び抜ぬけて高い栄養素は少ないのですが、人間に必要な栄養素をバランスよく含んでいるというのが強みです。

 

なかでもカルシウムは牛乳とほぼ同じ。ほうれん草の5倍持っています。

カルシウムは、骨や歯の形成に役立ちます。

 

βカロテンも多く含まれています。

βカロテンには、ガン・脳卒中の原因と言われている活性酸素が増えることを抑制する働きがあります。

また、体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。

粘膜や皮膚の健康を維持する働きもあるので、美肌効果・アンチエイジング・風邪予防・免疫力強化にも効果があるとされています。

 

その他、

・体内の水分や浸透圧の調整を行うカリウム

・シミやそばかすを防ぎ免疫力アップにも繋がるビタミンC

・妊娠中の方に積極的に取って頂きたい葉酸

なども含んでいます。

 

そんなバランスの良い食材、小松菜ですが、葉物の野菜はどうしても余ってしまう・・・と、買うことを躊躇われている方へ、保存方法をご紹介します。

 

軽く茹でてから食べやすい大きさに切り、ラップに包んで冷凍保存。

これで料理にも小分けで使いやすくなります。

 

小松菜は栄養豊富なので、どんどん食べたいところですが、

ただ、1点注意して頂きたいのは、尿路結石の方。

小松菜に含まれているシュウ酸が結石を出来やすくしてしまうのです。

小松菜に含まれるシュウ酸は茹でると流れ出ますので、炒め物のときでも茹でてから調理すると良いとされています。

 

さて今日は、食べきれなかった小松菜も有効活用!

小松菜のグリーンスムージーをご紹介しますね!

【材料】

小松菜 1株

バナナ 1本

りんご 1個(キウイでも美味しいですよ!)

牛乳 300ml(アーモンドミルクや豆乳など、お好きなミルクをお使いください)

 

[1] 小松菜を3−4センチに切る

[2] バナナは皮を剥き、5等分くらいに切る

[3] リンゴは芯だけを取り、8個分くらいに切る

[4] 他の材料と一緒にミキサーに入れ、スイッチオン。

 

もし、甘みが足りない場合は、ハチミツなどを入れてください。

 

少し食べ応えが欲しいときには、上のスムージーにヨーグルト100ccくらいを入れて一緒に混ぜればOKです!

 

小松菜は、ホウレン草よりアクが少ない上に、用途的には同じように使えるので、とっても使いやすいですよ。

スムージー以外にも、パスタや煮物、炒め物など、何でも合います。

 

今日は緑の野菜が少ないな、と思ったら是非、小松菜を取り入れてみてくださいね!

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