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20代から30代にかけて、幾度となくやってくる大きな変化。
はたから見ると、みんなスイスイ乗り越えているように見えるけど、まさに今そんな節目の時を過ごしている人と話すと、そんな優雅な道のりではなかったりもします。
変化の時は、気持ちも体調も揺らぎやすくなるもの。
マリッジブルー、マタニティーブルーなんて言葉もあるように、一見嬉しい変化の場合も、予期せぬ変化と同様に不安定さを味わうことがあります。
今日は、変化の時に心掛けておくといいことを3つご紹介します。
1) スケジュールに余裕を持つ
人生のビックイベントを目前にしているときは、いつもより予定を少なめにしておきましょう。
実は、新しいことを経験している時は細胞レベルで変化が起きます。厳密には、セロトニンやドーパミンが増加し、コルチゾールが下がるという、ホルモンバランスの変化が起き、これらが細胞に新たな種類の振動を出します。この「新たな種類の振動」と、細胞が持つ「これまで受けていたホルモンを求める性質」が重なり合って、心地悪さや戸惑いを生むのです。
これが、例え望んでいた変化であったとしても、はじめは戸惑いや心地悪さを感じることがある原因です。
身体の中でも大きな変化が起きているのだから、普段より疲れやすく感じることも無理はないのです。
しっかり休む時間を確保して、自分自身が安心して前に進んでいけるようにしたいですね!
2) グラウンディングを強化する
グラウンディングとは、根付くこと。すなわち、地に足がしっかりついて立っている感覚のことです。
周りに「なんかあの人は肝が据わってるなぁ」とか、「いつも落ち着いてるよね」という人はいませんか?
もしそういった人がいたら、その人はしっかりグラウンディング出来ている可能性大◎
変化の時は環境や物事の流動性が高まるから、グラウンディングを強化することでバランスを保つことができ、不安感が軽減されます。
グラウンディングを強化する方法で一番簡単なのは、足裏をしっかりと地面につけること。つま先や踵など、どこか一部に偏りがあったら、それを全体に広げるように意識してみましょう。しばらくの間足の指を横に大きく開いて、指の腹で地面を掴むようにしてみることもおすすめです。
顔は前を向いたまま、フーっと息を地面に向かって吐くように下ろしましょう。
3) いつもより長く丁寧に息を吐く
変化の最中にいる時は、無意識に呼吸が浅くなっていることがあります。身体が硬直すると、肩凝りや腰痛、頭痛などに発展することも。
その予防として、いつもより深く長い呼吸をすることを意識してみましょう。特に緊張をほぐしたい時は、吸う息より吐く息を長く、丁寧にしてみましょう。
吸う息は交感神経、吐く息は副交感神経と関連しており、副交換神経が優位に立つと、リラックス効果が高まります。
<参考文献>
Marie TV “5 Steps To Change Your Life and Make It Stick”, https : //www.youtube.com/watch?v=CKLK04IU4Do, 最終閲覧日:2019年12月5日)
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