3月のハーブ&スパイス:ブラックコホシュ
春の陽気が感じられる3月になりました。
全国的にコロナウイルスへの警戒が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
色々不安なことは多いですが、こんな時こそあえて
・公園に行って芽吹き始める植物に触れてみる
・笑顔になる時間を増やす
のもオススメです。
自然の中に身を置いたり、笑うことで免疫細胞の一つNK細胞が活性化するということが分かっています。
お金もかからないセルフケア、ぜひ試してみてくださいね!
さて、実は気候変動やストレスが多い春は、ホルモンバランスが崩れやすい時期でもあります。
ホルモンを分かりやすく言うと、私たちの身体の中に存在し、心と身体を動かす「ちから」になっているものです。
理想は必要なときに必要な量を分泌できることですが、バランスが崩れるとそれが難しくなります。
そこで、今回ご紹介するのは「天然の女性ホルモン剤」とも呼ばれる「ブラックコホシュ」というハーブ。
根を乾燥させたハーブティーが一般的です。

もともとは北米の先住民が、生理痛やPMS(生理前症候群)に使用してきた歴史があります。
また、1820年から1926年まで、公式の植物性医薬品としてアメリカの薬局方(医薬品に関する品質規格書)にも収載されていました。
ブラックコホシュは体内でエストロゲンなどの女性ホルモンに似た作用を発揮する働きがあり、
ホルモンバランスを整える働きがあります。
PMS(生理前症候群)からくる頭痛やむくみ、イライラといった不快な症状全般、
月経周期の乱れ、めまいなどの自律神経失調症、抑うつ、不眠などがあるときにもオススメです。
実は私、ひどい生理不順に悩んでいた時期があり、数ヶ月も生理がこない時期もありました。
その頃に集中的に飲んで助けられたハーブの一つです。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!