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自然の力を受け取って、芯から癒される方法〜森林浴のススメ〜

 私が「今ちょっといい感じ」だと感じる時、すなわち、頭・心・体のバランスが整っていて、ウエルネスを実感できているのは、大自然の中を駆け巡っているような感覚になるときです。そんな時は、コップ一杯のお水を飲むことでさえ、なんだか楽しい、なんだか幸せ、と感じられたりします。

 日常生活の中の何気無い動作にも喜びを見いだせる自分は、頭はクリアで、心は穏やかで、身体は楽で健やかです。お水が身体を内側から潤していき、細胞がひとつひとつ目覚めていく感覚を味わうと、心も身体も生きていることを実感します。

 では、どうしたらそんな状態に近づけるのでしょうか。

 あまり自分ががんばらなくても効果が実感しやすい方法に、森林浴があります。実は、英語で”Forest Bathing”とも言われる森林浴は、癒やしの効果が高い日本発のヒーリング療法として、今世界から注目を集めています。

Photo by Jason Ortego on Unsplash

 森林浴について研究しているForest Therapyによると、以下のような効果効能が期待できるとのこと(1)。

①ストレスに関連するホルモンを減らす

②副交感神経の働きを促し、交感神経の働きを抑える

③心拍数を落ち着かせる

④緊張感を解き、気持ちを高揚させる

⑤免疫力を向上させる

 また、イギリスで行われた研究によると、約5分間グリーンエクササイズ(自然の多いエリアでやる運動)を行うだけでも、精神的に大きな変化が見られたり(2)、自然の中でキャンプ泊をすると、3日目から大幅に疲労感の回復、気分やウェルビーイングや問題解決能力まで向上するそう(3)。

 そもそも、こう言った科学的な根拠がなかったとしても、自然に癒された経験がある方がほとんどではないでしょうか。

 でも、中々家の周りに森林浴ができるような緑の多い場所がない、という方もいらっしゃるでしょう。そういう場合は、家で植物を育てたり、お花を飾ってみてはどうでしょう。

Photo by Daniel Öberg on Unsplash

 また、「自然」の定義をもっと広げて考えてみましょう。

 例えば、冒頭でお伝えした水。改めて考えてみると、飲料水だって自然からきた恵です。ペットボトルや水道水であったとしても、そのお水の源泉を囲む大自然を想像してみましょう。

 ポイントは、「いつもよりペースを落として、今自分がやっていることに意識を向けること」です。その「瞬間」を五感で味わうことは、自分自身を、そして人生を慈しむこと、そのものなのです。

 自然を観察していると、いろいろなことに気づかされます。

 変わらないものはないのだということ。芽が出て、葉が出て、花が咲き、枯れるサイクルがあるということ。そしてそれがまた、新たな芽を出す栄養となること。そうやってすべてが繋がっているということ。

 私たち人間もまた、自然の一部です。機械的な毎日に疲れたり、なんだか枯渇しているような気持ちになったら、自然と触れ合い、心に潤いを与えてみましょう。

 <<参考文献>>

(1)Forest Therapy, “Nature Contributes to Mental and Physical Health”, https://www.fo-society.jp/therapy/cn45/index_en.html, 最終閲覧日:2020年5月5日

(2)ScienceDaily, “In the Green of Health: Just 5 Minutes of Exercise Improves Mental Health”, https://www.sciencedaily.com/releases/2010/05/100502080414.htm, 最終閲覧日:2020年2月4日)

 

(3)University of Utah, ”Measuring Cognition in Nature – Neural Effects from Prolonged Exposure to Nature” https://www.researchgate.net/publication/321398323_Measuring_Cognition_in_Nature_-_Neural_Effects_from_Prolonged_Exposure_to_Nature”最終閲覧日:2020年1月23日

 

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