■「何もしない」ことが正解の日もある
疲れきっていて、もう何もしたくない。
お肌のケアとかきっと大事なんだろうけど、そんな体力も気力もない。
そんな時、きっと皆さんにもご経験ありますよね?
何もしたくない、そんな日の美容法は「何もしない」こと。
疲れている時には、せっかくの栄養も吸収する力が小さくなってしまいます。
お肌も日頃、メイクや紫外線や目に見えない小さな空気中のゴミなどに触れ、大きな負担がかかっています。
日頃頑張っているあなたに休日が必要なように、「何もしない日」というのは、お肌にとっての休日。
疲れているから、お肌の調子が悪いから、栄養価の高い化粧品を使うのではなく、
まずは「休む」ことが大切なのです。
だから、お肌のお手入れをしないことに罪悪感を持たないでくださいね。
それこそが、お肌のための美容方法なのですから。
■「何もしなくても美肌」を支える“ターンオーバー”
多少お手入れをサボっても、お肌は再生します。
それに欠かせないのが「新陳代謝」、いわゆる“ターンオーバー”です。
新陳代謝(ターンオーバー)とは、古い細胞が新しい細胞に入れ替わることをいいます。
この新陳代謝の周期は年齢や生活習慣によって多少変わってくるのですが、皮膚であれば約28日だといわれています。
約28日で古くなった細胞が肌の表面に押し出され、剥がれ落ちることで、美肌を維持することが出来るのです。
この新陳代謝は、「約28日」で行われることが大切で、遅過ぎても早過ぎても良くないのです。
遅すぎるとシミなどの原因になりますし、早すぎるとバリア機能が低下し、乾燥しやすくなります。
例えばスクラブなどで古い角質を取り除くことは、お肌のターンオーバーを物理的に助ける訳ですが、お肌の再生が追いついていないうちにスクラブをすると、必要な細胞まで剥がれ落ちてしまい、肌荒れの原因になってしまうのです。
過度なお手入れをするよりも、新陳代謝を上げ、ターンオーバーを正常にすることが美肌を手に入れるための大切な1つの要素となります。
■新陳代謝を高める3つのポイント
正常なターンオーバーを促すための「新陳代謝を高める方法」を
今日は3つ、ご紹介します。
①身体を温める
体温が高いと新陳代謝もアップします。
飲み物は出来るだけ常温か少し温かいものを摂るようにし、内臓を冷さないことがポイントです。
生姜や香辛料などの身体を温める食べ物も積極的に摂ると良いでしょう。
ただし、香辛料を摂取しすぎると、体内の水分が奪われてしまうので要注意です。
お風呂もとても有効です。
熱いお湯だと、体表面だけが温まり、身体の深部は冷えたままということもあります。少しぬるめのお湯に、長くつかるようにしましょう。
②質の良い眠りを目指す
「睡眠不足でお肌が荒れる」とよく言われますよね。
それは、睡眠中に分泌される「成長ホルモン」が、ターンオーバー機能を活発化させるために重要な役割をしているからです。
睡眠不足が続いてしまうと、「成長ホルモンが十分に分泌されない」「ホルモンバランスが乱れる」などの理由から、肌トラブルに繋がるのです。
・電気を消して布団に入った後は、スマホやテレビを見ない
・リラックスできる音楽やアロマで身体と心を休める
・晩ご飯は炭水化物を摂る(ただし睡眠の3−4時間前がベスト)
・寝具で肌に触れるものは「心地良い」と感じるものにする
など、入眠をスムーズにするような生活習慣を心がけましょう。
③老廃物をため込まない
老廃物の蓄積は、新陳代謝の大敵となります。
ただ、「老廃物を出す(デトックス)」にはまず、胃腸の調子を整えることが重要です。
ポイントは、“滋養・健胃・腸内環境”です。
発酵食品を意識して摂るようにすることも重要ですし、
胃腸を休めることも重要です。
胃腸を休めるときには、消化が良くて温かいものを摂ると良いでしょう。
沢山の野菜が入ったスープや、お粥などがオススメです。
以上の3つのポイントを続けると、代謝の良い身体になり、お肌のターンオーバーも良い状態になること間違いなしです。
これこそ、積み重ねです。
その上で、十分な肌ケアをしてあげると、お肌も喜んでどんどん栄養を吸収するでしょう。
まずは、土台となるあなた自身を大切にしてあげることから、美肌作りが始まります。
ぜひ、高い化粧品を買う・使うその前に、あなた自身の身体に愛情をたっぷりとかけてあげてくださいね!
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