4月のセルフケアポイント

4月になり、新しい生活が始まる方も多いかと思います。

ただ、今の時期はやはり「切り替え」が難しいですね。

やはり行事的なことを実施することで身も引き締まり、気持ちも切り替わるというもの。

しかし、今年は入学式や入社式が中止・縮小されたり、学校や会社自体がオンラインでスタートするところも多いと聞いています。

 

この状態がいつまで続くのか分からない、ということも、不安感を助長させます。

 

 

そんな中では、自分自身の心を整えることが、いつも以上に必要になってくるかと思います。 

そのツールとして今日ご紹介するのは、「ルーティーン」です。

 

「ルーティンを行なっている人」というとスポーツ選手を思い浮かべがちですが、実は経営者の中にも積極的にルーティンを取り入れている人が沢山います。

 

「ルーティン(routine)」とは、決まりきった仕事や日々の作業のことです。

パフォーマンスを引き出すための一連の動作だけではなく、生活の中で習慣づけている行動や考え方などもルーティンの一種といえます。

 

例えば、朝、寝ぼけていて半分意識がない日でも、自然にいつもと同じような行動を取っていると思います。

これが、行動の習慣化という積み重ねの結果であり、あなたのルーティーンなのです。

 

ルーティーン化のメリットは、「迷いなく動ける」ということです。

先が読めない今は、様々な迷いや悩みが生まれると思います。

そんな時に、自身が習慣化している動作をすることで、とにかく前には進めます。

 

ルーティーンをどのように活用するかは、人それぞれです。

ここでは、活用方法を3つご紹介します。

 

①自分が身につけたい良い行動や思考を習慣化させ、ルーティン化させる

例えば、毎日同じ時間に「オンライン英会話」を予約しておき、行動の中に習慣として入れ込みます。

すると、“それをしないと何だか落ち着かな”という状態になり、成長するための行動が習慣化出来るというわけです。

 

②精神的に落ち着けるためにルーティンを行う

ルーティンを取り入れることにより、精神的に落ち着き余計な考えなどを排除して集中力を上げて仕事や作業に取り組むことが出来ます。

大切な決断の前の行動をルーティーン化することで、冷静になり、クリアな思考で挑むことが出来ます。

 

③パフォーマンスを発揮するためのスイッチとして活用するなど、様々な使い方があります。

アスリート選手が、自身のスイッチを入れるために、試合前は必ず同じ曲を聴く、ということを聞いたことがあるかもしれません。

気持ちを昂らせるための行動をルーティーン化することも可能です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

在宅勤務が初めてで、なんだかうまく仕事が捗らない人にもぜひオススメしたい「ルーティーン」。

自分の時間を作りやすい在宅勤務だからこそ、「ルーティーン」を作ることで、精神を落ち着けて仕事に取り組むことが出来ます。

 

・・・とはいえ、「習慣化って難しいよ」という方に、オススメの方法をいくつかご紹介しますね!

 

1)すでに習慣化していることに「付け加える」

新たな習慣を一から作るのは大変です。

そこで、新たな行動を習慣化したいときは、すでに習慣している動作の前後に新たな行動を取り入れてみてください。

 

2)もったいない、を作り出す

「お金を払ってしまったのに使わないのはもったいない」という状況を作り出すこともオススメです。

・ジム通いをしたい 

ジムの会費を払う、高価なスポーツウェアやシューズを購入する など

 

3)環境を変える

新しい環境や生活がスタートするときに取り入れやすいのがこちら。

・健康的な食生活にしたい 

お菓子類は全て捨てる、お洒落なキッチンにする など

 

4)楽しめる工夫をする

「楽しめる要素」を加えてみましょう。

・英語の勉強をしたい

お気に入りの洋楽をカラオケで歌えるようにシャドーイングする など

 

習慣化するまでには3ヶ月〜1年かかると言われています。

 

先が読めない今だからこそ、迷いなく行動出来るルーティーンを形成し、心を落ち着けて今の自分に集中していきましょう!