◆「仕事に行きたくない」は、心からのSOSのサインかも
朝、目を覚ました瞬間に「仕事に行きたくない…」と思う日ってありますよね。
ベッドから起きられない、準備が出来ない。
しかし、「そんなのは甘えだ」と自分に鞭打って会社に行く。
完璧主義の人ほど、自分で自分を責めてしまうことが多いです。
頑張るあなたは素晴らしいです。
でも、もしかしたら心のSOSを見て見ぬふりをしているのかもしれません。
それを無視し続けると、取り返しが付かなくなるかも。
やりがいのある仕事で給料にも不満はなく、職場の人間関係にも恵まれている。
そんな状態だったら幸せですが、実際にそのような環境に身をおけることは珍しい。
「仕事に行きたくない」という感情が湧くことは、何ら特別なことではないのです。
◆「身体的疲労」と「精神的疲労」
人それぞれ理由は違うかもしれませんが、仕事が原因の疲れはおもに「身体的疲労」と「精神的疲労」の2つに分けられます。
1)「身体的疲労」が積み重なっている場合
もし1日休んでみて回復するのであれば、深刻に考える必要はありません。
ですが、疲労は蓄積していくので、ひどい疲労となる前に以下のことを実践し、早めに解消していくことをオススメします。
2)「精神的疲労」が積み重なっている場合
まずは、以下を試してみてください。
朝活などで、会社とは違うコミュニティーに触れることも有効です。朝の軽い運動は、ネガティブな気持ちも吹き飛ばしてくれるかも。
仕事が終わったらアレをするんだ、という気持ちがあれば、仕事も乗り越えられるかも。しっかり発散することを意識してください。
それでも仕事に行きたくない日が続く場合は、いま抱えている問題を根本的に解決する必要があるでしょう。
◆なぜ仕事に行きたくないのかを考えてみる
仕事の何に不満を感じているのかについて、厚生省の資料によると、以下の理由が挙げられています。
上記は、多くの人が悩みを抱えているポイントです。
あなたの「仕事に行きたくない」根本的な原因はなんでしょうか?
例えば、仕事量が多く、いくらこなしても終わりが見えない場合は、頑張る意欲も損なわれてしまいます。
プライベートでも仕事の連絡を返すなど、十分に疲れを癒すことができないまま、精神的疲労と身体的疲労の両方が積み重なってしまっている時もあるでしょう。
他にも、人間関係が上手くいっていないと、仕事自体が好きであっても「仕事に行きたくない」と思ってしまいますのは当然です。
また、やりがいを感じられず仕事に対してのモチベーションが下がると、やはり「行きたくない」という感情が湧いてしまいます。
原因を明確にした上で、異動できないか相談したり、他の会社に転職したり、根本の悩みを解決するための行動を取ることが大切です。
あなたの心が求める仕事を選択しても良いのです。「何か違う」を見過ごさないでください。
もし、転職を考えているけど踏み込めない場合は、踏み込めない理由を1つずつ解消することが大事です。
「転職活動を始める=今の仕事を辞めること」ではありません。
転職活動を始めたからと言って必ずしも今の会社を辞める必要はありません。
「本格的な転職活動はできない」「でも会社は辞めたい」という場合は、心に余裕がある時に求人のチェックだけでも行っておきましょう。
転職活動を実際に始めてみて望む条件の求人がなければ、途中で転職をやめて今の仕事に集中するキッカケになるかもしれません。
「仕事に行きたくない」という気持ちは、決して甘えではありませんし、逃げでもありません。
まずは、自分を労る時間を確保することから始めてみましょう。
そして、アナタの心が「良い」と思うことを選択することを恐れないでください。
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