◆インプットをするから、アウトプットの質が高まる
今の状況より、もっと前に進んでいきたい。
そう思った時に、インプットは欠かせませんよね。
習い事を新しく始めたり、資格取得に向けて学びを始める方もいらっしゃるかもしれません。
私は最近、英語の勉強を改めてスタートさせました。
新たに何かを学ぶ時、もっと効率よく覚えたり出来ないのかなぁと思いますよね。
まだまだ研究の域を超えませんが、
脳の特性を活かしたインプット術があることはご存知でしょうか。
朝は集中出来る、という話を聞いたことはありますか?
思考能力や集中力を発揮する部位「前頭葉」は、起床から時間がたつにつれ疲労が蓄積していきます。
ですので、朝は集中力高く取り組みやすいと言われているのです。
ここでは、新しい学びを始めたい人にぜひ知っておいて頂きたい、脳の特徴を活用してインプット&アウトプットを効果的に行う秘訣をお伝えしていきます。
◆脳の特性を最大限に活用する
脳の特性に合わせて、どの時間にどんなことをすると良いかをご紹介しましょう。
1)朝
一番ヒラメキやすい時です。思い付いたことなどを自分にわかる形でメモなどに記録しておきます。
2)午前中
脳がまだ疲れていない状態なので、論理的な思考・合理的判断を行うのに適しています。創造力が問われる作業をしましょう。アウトプットをするのに1番適した時間帯です。具体的には、アイデアや考えを文章にまとめて関係者にメールで送ったり、パワーポイントなどに整理するなどです。
3)午後
計算・細かい作業などのタスク を行うと良いとされています。
情報収集などにも適した時間になります。
このように、アイデアやひらめきを必要としない仕事は、できるかぎり午後の遅い時間に回すことがポイントです。
4)帰宅後
夜、帰宅をしてからは、プライベートの時間を確保しましょう。良いアウトプットをするためには必要な時間です。その間に、午後に詰め込んだ情報を脳が整理してくれます。
5)寝る前
夜寝る直前は、記憶力が高まり、さらに翌朝のひらめきを促進してくれる効果的な時間帯なので、記憶すべきことや考えるべき課題に目を通すなどを行うと良いです。
◆目的に応じてインプットの方法を変える
脳の特性を考えると、インプットの時間は仕事終わりが1番適切かもしれません。
インプットにも色々な仕方があります。
高速で動画を流す、新聞を毎日読む、講座を受けるなど。
新しい情報を収集して日々に活かすこともとっても大事です。
そんな時は、やはりインターネットを活用することが1番早く多くを拾えます。
ただ、どの情報が正しいのかを見極めるスキルは必要です。
何かのテーマについて、体系的に理解をしたい時には資格を取ることはとても効率的です。
多くの人が学んできたことを、分かりやすくまとめてくれています。
知識の深掘りをして自分なりの意見を持ちたい時には読書もオススメです。
本は、情報としてはインターネットと比較すると“古い”と言えるでしょう。
最新情報とは言えませんが、そのテーマのエキスパートの見解が学べます。
ただ、筆者は本のテーマについて自身の意見を述べているわけなので、1冊だと、その本に大きく影響を受けてしまい、視野や視点が偏ってしまいます。
ですので、同じテーマで書かれてある本を3〜5冊読むことをオススメします。
3〜5冊の中に、
を入れ込むと良いです。
その他、発行部数が多く、長い期間高評価が続いているものも、良い本が多いです。
そうやって良い本に出逢ったら、その本の中で紹介されている本を読んでみるようにしています。
そこまですると、筆者の意図がよく分かったり、テーマについて自分なりの解釈が出来るようになります。
夜に良いインプットをすると、朝のアウトプットの質が大きく向上します。
高い成果を出したい時、前に進みたい時こそ、インプットの時間を大事にしてみてください。
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