緊急事態宣言が発令され、テレワークになった方も多いと思います。
WELLE MEの独自の調査によると、テレワーク化することで仕事と暮らしのバランスについて価値観の変化が起こっている人がとても多いことが分かりました。
ここでは、これからの時代の「ライフワークバランス」について考えていきたいと思います。
「ライフワークバランス」はもう古い?
私が働き始めてしばらくしてから、ブラック企業という言葉が出てきました。
これにより、“ライフ”と“ワーク”をバランスさせることを企業が求められるようになりましたね。
最近では「歓迎会の企画や参加は仕事ですか」と新入社員が言うことに、大して驚かなくなってきました。
このように、“ライフ”と“ワーク”は分けられるものであり、これをバランスさせることを重要視してきた時期がここ10年くらい続いてきたと思います。
しかしこれは、ワークが会社でしか出来ないからこそ言えることでしょう。
緊急事態宣言により、ワークが自宅に持ち込まれる、あるいは、ワークがゼロになりライフだけ、という事態になりました。
つまり、バランスではなく、溶け合わさっているのです。
さらに、テレワーク化が招いたもう1つの変化があります。
それは、「人の家庭環境が可視化される」ということです。
テレワーク中に子供が入ってくる、旦那さんが後ろを通る、宅配が届く、犬が鳴くなど。
これにより、見知った同僚や上司の違った側面に触れることになり、
「怖いと思っていた上司の違う側面を見られて少し身近に感じられるようになった」や
「子供がいる暮らしって楽しそうだな」と家族計画に変化があった人など、何かしらの変化があった人が少なくないようです。
さて、これらの変化を踏まえた上で、これからの”ライフ”と”ワーク”について考えていきましょう。
これからの“ライフ”と“ワーク”の形
まだしばらくコロナによる影響は続きそうです。
政府のいう「新しい生活様式」を守っていくとしたら、職場に行かないと仕事が出来ないという状況にのみ対応しているだけでは、これから難しいかもしれません。
これにより訪れるかもしれない”ライフ”と”ワーク”の変化をご紹介します。
だからこそ重要な休暇の取り方
今までは“ライフ”と“ワーク”のバランスを取ることが重要とされてきました。
ですがこれからは、それらは融合して切れ目がなくなっていきます。
つまり、ずっと“ワーク“ということも考えられます。
そこで、バーンアウトして身体を壊さないためにも、適切な休暇を取ることがより重要視されるようになっていくでしょう。
休暇では4つのRを意識すると良いと言われています。
コロナの蔓延により仕事や暮らしが大きく変化しました。
今は、この変化に早くから身体と心の準備をしていくことが重要な時期なのかもしれません。
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