2. 第二チャクラ

 1] 第二チャクラの特徴

サンスクリット語は、”Svadhisthana”。「自身」を意味する”Swa”と、「住居」を意味する”Adhisthana”から成るこのチャクラは、性と創造を司っており、骨盤の中心(丹田)にあります。

 このチャクラは、「喜び」と深い結びつきがあります。バランスが取れていると、豊かさ、ウェルビーング、人とのつながりなど、様々な形の喜びを感じられるようになります。また、オレンジ色がこのチャクラの象徴的な色です。

 バランスが崩れると、情緒不安定、性機能不全、変化に対する抵抗心、鬱病、中毒を招きます。例えば、中毒は、ある特定の「喜び」を過度に欲してしまうから生じるものです。このように、「のめり込む・拒絶する」というような「二重性」、つまりは喜びの「程度」や「加減」も、このチャクラの特徴のひとつです。

 このチャクラの一番象徴的な行いは、私たち人間の最も原始的で根本的な創造である「出産」があります。

 もちろん、もっと広い意味でクリエイティビティを発揮することも可能です。料理を作る、ガーデニングをする、問題を解決するなど。私たちは日々、生活の様々な局面で創造しているのです。

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 2] 第二のチャクラ活性化方法

◉Ida Nadi 左鼻腔呼吸法

 右手の人差し指と中指で右の鼻を閉じ、左の鼻だけで8呼吸行いましょう。脳の左脳を活性化させ、創造力(クリエイティビティ)を引き出す効果が期待できます。

 ヨガでは、身体の右半分は太陽のエネルギー、左半分は月のエネルギーとされています。

◉ワーク

1. キーワードの中から、今、最も気になるのはどれですか?1つ選びましょう。

2. そのことに関して、もっとどうなるべき・どうしたいと思っていますか?

3. そのために、どんなことができるでしょうか?

◉アクション

 30分間、クリエイティビティを発揮しましょう。

料理、絵を描く、文章を書く、写真を撮るなど、なんでも結構です。

 目的は、好きなことを通して創造性を目覚めさせることで、本当の自分自身とつながることです。

◉アファーメーション

 キーワードをヒントに、今のご自身に必要な言葉を考えてみましょう。

例)私は変化を楽しむ。