7月のセルフケアポイント

今年は梅雨入りが遅い地域もあったようですが、沖縄では6月中には梅雨明けが発表されました。

梅雨が明けるといよいよ夏本番!

そして、気になるのは紫外線・・・。

そこで今回は日焼け対策のために、紫外線について知っておきたいことをご紹介しますね!

まずは紫外線の種類から。

私たちが日頃浴びている紫外線にはUV-AとUV-Bの2種類があることをご存知ですか?

UV-AはUV-Bと比べて、同じ紫外線量での肌のダメージは少ないですが、雲やガラスも通り抜けやすいといわれています。

しかも、1年を通じて届きやすい紫外線でもあります。肌のハリや弾力を失わせて光老化を引き起こす原因になる上に、すでに出来ているメラニン色素を酸化させ、肌を黒くさせる作用もあります。肌の奥まで浸透してじわじわとダメージを与えていきます。

1日の中で、紫外線が強いのは午前10時から午後2時頃なのですが、日中に比べて日差しの弱まる朝方や夕方でも、UV-Aの量に大きな変化はありませんので、日ごろからこまめな紫外線ケアを心がけましょう。

これに加え、夏に気になるのはUV-Bです。

肌へのダメージが強いため、短時間でも肌が赤くなる炎症反応を起こし、さらに数日後に肌が黒くなる色素沈着反応を引き起こす作用があります。

この強い紫外線を浴びるとメラニン色素が過剰に生成されてしまい、炎症やしみ・ソバカスの原因となります。

紫外線から肌を守るには、やはり日やけ止めが有効です。

ですが、オイルやクリームの成分を肌に残したままにすると、吹き出物など肌トラブルの原因になる場合もありますので、使用のたびに、きちんと落とすことも心がけてくださいね。

では、次は日焼け止めについての豆知識。

日焼け止めによく書いてあるSPFやPA++の意味はご存知ですか?

SPFはSun Protection Factorの略で、主にUV-Bの防止効果を表しています。数値の大きい方がUVBの防止効果は高くなります。

PAはProtection grade of UVAの略で、UV-Aの防止効果を表しています。+が多いほどUVAの防止効果は高くなります。

用途に合わせて、是非使い分けてくださいね!

最後に、ファンデーションを塗った上から、日やけ止め製品をつけなおすテクニックをお伝えしますね!

1,ティッシュやあぶら取り紙などで皮脂を押さえます

2,両手のひら全体に日焼け止めを均一になじませ、肌をこすらないように気をつけながら、手のひらで顔をおさえるようにして顔全体につけていきます

or

パフに日焼け止めを付け、こすらないように顔の中心から外側に向けてポンポンと付けながら塗り広げていきましょう

3,ファンデーションを軽いタッチで、薄くおさえるように塗ります

紫外線を浴びる時には、2-3時間ごとにこまめに塗り直す事をオススメします。

適切な紫外線対策でシミやソバカスなどの肌トラブルを予防しましょう!