6月のFOOD:ビーツ
切ると赤い断面がとっても鮮やか。
「奇跡の野菜」「食べる輸血」と言われるほど栄養が豊富な「ビーツ」。
ビーツの原産地は諸説ありますが、ヨーロッパからアフリカ北部、地中海沿岸といわれています。
海外だけではなく、最近では国内でも生産されています。

ビーツの旬の時期は1年に2回。
1度目は6月~7月にかけて、そして2度目は11月~12月です。
まさしく、これからがビーツの旬と言えます。
では、ビーツの具体的な栄養成分についてご紹介していきましょう。
ビーツには、レタスやトマトの2倍以上のカリウムが含まれており、むくみの解消につながります。
そのほか、高い抗酸化作用で老化を防いでくれたり、
食物繊維や天然の難消化性オリゴ糖「ラフィノース」が含まれているので腸内環境を整えてくれたり、
とても強力なパワーフード。
最近の研究では、血行を改善すると同時に、血管をやわらかくする働きもあり、血管の中で血栓の発生を防ぐ成分も含まれている、といわれています。
もう、まさしく「奇跡の食べ物」ですね!
ビーツは砂糖の原料にもなるサトウダイコン(テンサイ)の仲間なので、ほんのり甘いのですが、少し土臭い味がするという方もいらっしゃいます。
そんな方は、加熱することで特有のクセがなくなり、
やわらかな食感と自然な甘みをさらに引き出すことが可能ですので、ぜひお試しを。
今日はそんなビーツを飲みやすいドリンクで取り入れるレシピをご紹介しますね!
【材料】
ビーツ 1個
豆乳 200g
バナナ 1本
レモン果汁 大1
ハチミツorメイプルシロップ 大1
水 100g
[1] ビーツを洗って皮をむく
[2] 細かく刻んだ後、ブレンダーの容器に入れ、水を加えて粉砕します
[3] 粉砕したものに豆乳、バナナ、レモン果汁、ハチミツ(メイプルシロップ)を加えて混ぜれば出来上がり
※ザラザラした食感が苦手な方は、ビーツを粉砕したものを越してから、豆乳、バナナ、レモン果汁、ハチミツ(メイプルシロップ)を加えてくださいね!
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サラダにしても彩りが豊かで甘みもあって食べやすく、意外と使いやすいビーツ。皆さんもぜひ、この“奇跡の食べ物”の恵みを取り入れてみてくださいね!