9月のFOOD:ブドウ
秋になると、甘みのしっかりした野菜や果物が出回り、スーパーに行くのも楽しみになります。
その中でも、とっても古くから栽培され、重宝されて来た「ブドウ」について今日はご紹介します。

ブドウの歴史はとても古く、紀元前4000から3000年頃にはすでに栽培が始まっていた、と言われています。
日本で本格的にブドウ栽培が始まったのは明治に入ってから。
現在では山梨県や長野県、山形県などを中心に、50~60種類ほどが栽培されています。
ついつい手が止まらなくなってしまいがちのブドウ。一体どんな栄養があるのでしょうか。
もっとも有名なのは「ブドウ糖」ですね!
ブドウ糖は、脳の唯一のエネルギー源であるともいわれています。
頭を使う作業をするときなどは、脳のエネルギー補給としてブドウを傍らに置くことをオススメします。
他にも、あの紫色の正体である「ポリフェノール」も有名ですね!
特に皮や種の部分に多いので、皮ごと食べるのがオススメです。
抗酸化作用で美肌も期待できますし、目の疲れや視力回復にも効果的であると言われています。
ポリフェノールとは、野菜や果物に含まれる機能性成分の一種で、自然界には約4,000種類以上のポリフェノールがあるといわれています
数あるポリフェノールの中でも、最近注目を浴びているのは「レスベラトロール」です。
「レスベラトロールが長寿遺伝子を活性化させて寿命を伸ばす」という研究発表がされて以来、健康食品でもよく見られる成分となってきました。
そんな嬉しい成分まで入っているとは、もうブドウの効果を出来るだけ取り入れたくなりますね!
皮ごと頂ける簡単レシピをご紹介します。
【材料】
ブドウ お好きなだけ
カマンベールチーズ 1袋
ベビーリーフ 1パック
リーフレタス 4−5枚
オリーブオイル 大2
白ワインビネガー 大2
塩胡椒 少々
[1] ブドウは半分に切る
[2] オリーブオイル、白ワインビネガーを混ぜ、塩胡椒で味を整える
[3] [2]を入れ、混ぜたら冷蔵庫で冷やす
[4] ベビーリーフやリーフレタスをお皿に盛り付け、カマンベールチーズと[3]をマリネ液ごと注ぎ、混ぜる
ブドウとチーズはよく合うので、お好きなチーズと合わせてみてください。
イチジクや生ハムを入れても美味しく頂けます
ブドウをそのまま食べることに飽きたら、ぜひサラダやスムージーなどにチャレンジしてみてくださいね!