健やかなライフスタイルを築く3つの秘訣
健やかなライフスタイルを築く上で、特に大きな影響を及ぼす要因は、食生活、社会環境、喫煙や飲酒などさまざま。その中でもこの記事では、「生活環境要因」に着目してお話ししていきますね。
生活環境要因は、大きく分けて、①運動不足 ②生体リズムの乱れ ③休養不足 の3つに分けられます。
①運動不足
運動は、病気や疾患の治療、生活習慣病の予防、病状の管理などの身体的な効果の他にも、緊張を和らげる、 欲求不満などの解消、 ストレスに対する抵抗力アップなどの心理的効果も期待できるものです。
私たちは「人間である前に動物」ですから、動きが不足した生活は、心と体に様々な影響を及ぼします。
運動不足が原因で生じる疾病を「運動不足病」と呼ばれ、その大半は生活習慣病へと発展します。
例えば、脂肪の蓄積が脂質異常症へ、筋肉の萎縮や衰弱が腰痛へ、骨密度の低下が骨粗しょう症へ、ストレス耐性の低下が情緒不安定などにつながります。
②生体リズムの乱れ
昼夜が逆転するような生活スタイルや、偏った食生活などは、生体リズムの乱れを助長します。生体リズムの乱れは、頭痛、疲労感、集中力低下、食欲不審、 月経不順、便秘、免疫力の低下などの不調を招き、肥満や高血圧、糖尿病などのリスクを高めます。
③休養不足
休養とは、
休:身体的、精神的な癒し
養:栄養、睡眠、運動で自らの体を養っていくこと
休む、眠るなどの休息以外に、スポーツ、 旅行などの趣味の活動によって、積極的に心身のリフレッシュを行うことが、健やかなライフスタイルにつながります。
けれども、ワーカホリックになって、まとまったお休みが取れなかったり、休んでいたとしても仕事や何か心配事を考えて気持ちが休まらず、完全な疲労回復ができないという場合があります。
以上、3つの生活環境要因についてご紹介しました。
何か心当たりのあるものはありましたか?
ライフスタイル改善の秘訣は、ベビーステップで行うこと。
いきなり大きな変化を生もうとしても、途中で息切れしてしまっては本末転倒です。
短期的に結果を出そうとするよりも、できることをできる時に行うことで、持続可能な方法で健やかなライフスタイルを着実に築いていきましょう。
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